イーフロンティア15日、Corel製のデジタルメディア総合ソフト「Roxio Creator」シリーズの最新版となる「Roxio Creator NXT 2」シリーズを発表した。機能的な違いで3種類を用意しており、それぞれ11月29日から発売する。価格は3,980円より。対応OSはWindows XP(SP3) / Vista(SP2) / 7(SP1) / 8 / 8.1。
「Roxio Creator」シリーズは、BD/DVDコピーや動画変換、BD/DVD/CDへのライティング、ビデオ/写真/音楽編集バックアップを行うデジタルメディア総合ソフト。全世界において、累計4億本を超える出荷実績を持っている。
今回の最新版「Roxio Creator NXT 2」シリーズでは、従来シリーズと比較して価格が引き下げられたほか、Windows 8.1にも対応した。また、第3世代Intel Coreプロセッサ(開発コードネーム:Ivy Bridge)、および第4世代Intel Coreプロセッサ(開発コードネーム:Haswell)が搭載する、Intel Quick Sync Video高速化に対応した。
スタンダード版「Roxio Creator NXT 2」(7,800円)の基本的な機能は、オーディオのリッピング/ミキシング/共有/編集、映像エンコード/トランスコード、バックアップ、そして全般的なライティング機能。
ラインナップの上位となる「Roxio Creator NXT Pro 2」(9,800円)は、スタンダード版の「Roxio Creator NXT 2」と比べて、エフェクトやトランジションの追加、再生ソフト「WinDVD」付属、Blu-rayオーサリング、Roxio Secure Burn(米国政府の暗号化標準に準拠した強力な暗号化でディスクをパスワード保護)への対応といった点が異なる。さらに、サードパーティ製のツールとして、HDRツールの「Unified Color HDR Express(英語版)」、音楽ノイズ除去の「iZotope Music and Speech Cleaner」、サウンドトラック・カスタマイズツール「SmartSound Sonicfire Pro 5(英語版)」がバンドルされ、買い得感が高くなった。
なお、ファイルを暗号化記録してパスワードロックをかけるデータディスク作成ツール「Roxio Secure Burn」は、単独パッケージとしても提供される。価格は3,980円。
Roxio Creator NXT 2 / NXT Pro 2の入出力フォーマット
■ビデオ入力
AVI、DV、HDV、DV-AVI、MPEG-1/2/4、MPEG-2 HD、DVD-Video、DVR-MS、TiVo、ASF、MOV、WMV、QuickTime、3GP、MPE2 Transport Stream、AVC (H.264)、AVCHD、3Dトップ/ボトム(フルハイト/ハーフハイト) 、サイドバイサイド(フルワイド/ハーフワイド)、3D MPO
■ビデオ出力
AVI、DV-AVI、HDV、MpPEG-1/2/4、MPEG-2 HD、WMV、WMV HD、AVC (H.264)、AVCHD、3GP、DivX(R)、DivX Plus(R)、3D MPO、3Dサイドバイサイド(フルワイド/ハーフワイド)、トップ/ボトム(フルハイト/ハーフハイト)、アナグリフ(赤青)
■オーディオ入力
Audio CD、MP3、WAV、WMA、Dolby Digital AC-3、AAC、Ogg Vorbis、FLAC、M4a、MP4、プレイリスト(WPL、ASX、M3U、PLS、XSPF)
■オーディオ出力
MP3、WAV、WMA、Dolby Digital AC-3、Ogg Vorbis、FLAC、MPEG-1/2、M4a、M4b AAC、プレイリスト(M3U、PLS、XSPF、WPL)
■画像入力
D MPO、JPG、PNG、TIFF、BMP、GIFファイル
■画像出力
JPG、PNG、TIFF、BMP、GIF、3D MPOビデオ
■ディスク出力フォーマット
DVD、Video CD (VCD)、Super Video CD (SVCD)、Mini DVD
■ディスクイメージフォーマット(読み出し)
ISO、C2D、BIN/CUE、GI
■ディスクイメージフォーマット(書き出し)
ISO、GI