女優の倉科カナが13日、都内で行われた「年賀状思い出大賞」授賞式に登場した。

 「年賀状思い出大賞」授賞式に登場した倉科カナ

年賀状の思い出について聞かれた倉科は、「うちは兄弟が多いので、お正月になるとポストを開けて『私が一番多い!』とか『今回は負けた~』とか枚数で勝負したりしていましたね。先生からの年賀状も思い出に残っています。小さい頃はやんちゃで先生に怒られることが多かったのですが、年賀状には明るく毎日頑張ってくださいと書いてあって、いつも怒っている先生だけど温かいなあと思いましたね」と子どもの頃のエピソードを明かした。

「年賀状をもらうとどんな気持ちになる?」と聞かれると、「うれしいですよね。年賀状って個性が出ますし。私の年齢だと子どもが生まれたり結婚する友達も多いので、あ、結婚したんだあとか近況が知れていいですね」と答えた。「友人に触発されて、自分も結婚報告の年賀状を出したくなったりする?」との質問には、「そうですね。いつかそういう機会があれば、友人やお世話になっている方に報告も兼ねて出したいですね」と笑顔で願望を語った。   毎年、地元の友達やお世話になっている人に年賀状を出しているという倉科だが、「今年はどんな年賀状を出す予定?」と聞かれると、「いつもはパソコンでプリントが多いんですけれど、今年はお芋のハンコウを作りたいなと思います。大きなお芋で簡単な干支と名前くらいなら、初心者の私でもできるかな。子どものころを思い出して趣向を凝らしてみたいと思います」と意欲を見せた。

同賞は、心温まる思い出や楽しかった思い出など、年賀状にまつわるエピソードを全国から公募し、審査・発表するイベント。大賞には、仕事の成果が出ない新入社員のころから上司に年賀状で「俺は見てるぞ、がんばれ」と励まされてきたというエピソードを綴った河野正人さん、高校生のときに同じクラスの男の子からもらった一枚の年賀状がきっかけで結婚し、結婚生活37年を迎えたという夫婦の縁を綴った宮本みづえさんらが入賞した。