パナソニックは11月14日、CDステレオシステム「SC-PMX9LTD」を発表した。発売は12月13日。価格はオープンで、推定市場価格は100,000円前後。
SC-PMX9LTDは、6月に発売したハイレゾ音源対応のCDコンポ「SC-PMX9」をベースとした500台限定モデル。
SC-PMX9は、ジッターを抑えたアナログ変換と歪補正によりソースに忠実な波形を再現する「LincsD-Amp」や、可聴帯域を超える高域再生が可能なスーパーソニックツイーターの採用など、いわゆる"ミニコンポ"の枠を超える製品。
SC-PMX9LTDでは、ベースのSC-PMX9に、「特製USBパワーコンディショナー」「特製真鍮インシュレーター」「4芯スピーカーケーブル」「OFC電源コード」の4種類の高音質パーツを付属。USBパワーコンディショナーはフロントUSB端子にデジタルオーディオプレーヤーなどを接続する際に使用するもの、SC-PMX9LTD内部で発生する電源ノイズを外部機器に伝えにくくする効果を持つ。特製真鍮(しんちゅう)インシュレーターはスピーカー用で、真鍮と制振材のハイブリッド構造により不要な振動を押さえる効果を持つ。4芯スピーカーケーブルは低インピーダンスのスピーカーコード。OFC電源コードは電力ロスを減らす低インピーダンスの電源コードだ。
また、スピーカー部では、バッフル面とスピーカーキャビネット前面の段差を減らすことで、反射による音の乱れを抑制している。