大人になれば仕事・恋愛・健康と様々な悩みがあるさ。できればちょっとのお金やライフハックで解決できたらいいんだけれど…… 大人の男性が直面する様々な問題に対して主にスマホを使った解決法を女性ライターがお教えします。今回は「スマホでどこまでできる? メタボ対策」について。

相談

最近、急激に体重が増えてきて戦慄しています。いわゆる中年太りだと思うんですが。しかも、妻に「お腹が出てきたわね」と言われるならまだしも、5歳の娘に「クマー! クマー!」と言われると切なくなってきます。どうすればいいのでしょうか。

回答

最近、体重が増えてしまい、病院で血圧を測ったら最低血圧が80を超えで高血圧疑惑が持ち上がっている筆者としては他人事ではない切実な話です。相談者さんも「クマー! 」で落ち込んでいる場合でないですよ。メタボから生活習慣病になってしまったら、病院通いや食事療法など大変なことになります。今から運動して生活習慣病リスクをなるべく下げたいもの。そんなわけでスマホを使った運動対策を紹介します。

・とにかく腹筋をやりまくるアプリ『Sit Ups pro』

メタボ対策の第一歩は運動と分かっていても、ただ漫然とやるのはシンドイですね。ダラダラしていても効果がないし長続きしないということで、運動の目安を知らせてくれてモチベーションを上げてくれるトレーナーが欲しいところ。オススメは腹筋運動のガイドアプリ『Sit Ups pro』。これはスマホを持って腹筋することで、アプリが自動でユーザーに合った腹筋プログラムを作成してくれるというもの。

アプリをインストールしたら、まずスマホを持って全力で限界まで腹筋します。スマホに内蔵されているセンサーが何回運動しているか自動でカウント。『Sit Ups pro』はこの最初の腹筋運動の様子を分析して、その人に合った腹筋運動のメニューを立ててくれるのです。例えば○回腹筋してから1分間の休憩を取って、また○回腹筋という具合。気が付くと腹筋ががんばれる仕組みになっています。また、回数や消費カロリーを表示はもちろん、トレーニング時間になるとアラームで通知が来ます。腹筋だけでなく他のところも運動したいという人は腕立てトレーニング用の『Push Ups pro』もありますよ。

『Sit Ups pro』では、スマホを持ちながら限界まで腹筋することでアプリがユーザーの体力を測定します

ユーザーの体力に応じて、腹筋のトレーニングメニューを作ってくれるので続けられやすい

・スマホと連動して使える活動量計を使ってみる

さて、腹筋運動がはかどるスマホアプリ『Sit Ups pro』を紹介しましたが、日常生活でなるべく身体を動かしたいという方は自分の一日の運動量を記録できる活動量計を使ってみてはいかがでしょうか。最近は計器の記録を元にスマホでどんな運動をすべきか指示してくれる製品も出ています。

例えば『FitbitZip』は歩数計のようにポケットやベルトに装着して使う活動量計で、Bluetoothを使って自分の運動量をスマホに転送してチェックできます。アプリでは毎日の達成度が分かるだけでなく、目標達成するとバッジが獲得できたり、ネット上で友達や家族と運動量を競えるなど、思わず運動したくなるゲーム的要素がいっぱい。

運動しなくなるのは日々の生活で疲れてしまうということもありますが、どれだけ運動すればいいのか分かりづらい、またはどれだけ効果が出ているのか分からない、ということも大きいのではないでしょうか。けれどスマホを使うことで、スマホが持ち主の体力を診断してくれるので長続きしやすいのです。

『FitbitZip』の端末。これをベルトなどにとりつけることで、日常の運動データを測定します

『FitbitZip』の測定データはスマホに送られ、アプリ『Fitbit』で分析結果と共に表示されます

仕事などで忙しい中、いかに運動を生活に織り込むかというのは悩みどころであるものの、なるべく負担にならないよう取り入れたいもの。こういったスマホを使ったアプリやアイテムを活用してみてはいかがでしょうか。

(記事提供:AndroWire編集部)