マインドシェアはこのほど「日本のママ白書 2013」を発刊した。同資料は、日本のママに関する動向の把握とマーケットデータの取得、日本のママの全体感の把握と体系的理解を目的とするもの。妊娠期のプレママ334名、長子が0~9歳で子どもと同居しているママ1,002名を対象として、8月28日~9月6日インターネット上で実施した。また定性調査として、ママ会、勉強会、座談会で年間のべ600名からの情報、年間700本以上の自主アンケート調査の情報も盛り込んだ。
家庭の財布の管理者は「ママ」が73.8%
「『家庭の財布』の管理者」を聞いたところ、「ママ」が73.8%と約3/4を占めた。「パパ」と答えたのは12.9%と少数派だった。また、世帯年収が1,000万円を超える家庭では、ママよりパパが財布を握る割合がやや高い傾向が見られた。ママの消費パワーをこの調査結果と家計調査から推計した結果、約31.7兆円と算出された。
商品購入時の情報収集者は、多くのカテゴリで「ママ」
「商品カテゴリ別 商品購入時の情報収集者」を聞いたところ、14カテゴリ中10カテゴリにおいて、ママが情報収集の中心になっていた。また、各種保険(44.6%)、住宅(25.9%)、自動車・カー用品(24.6%)など、パパが深く関わっていると思われているカテゴリにおいても、ママの情報収集での関与度が高いことがうかがえた。
商品購入時の購入決定は、14カテゴリ中12カテゴリで「ママ」の意見が強い
「商品カテゴリ別 商品購入時の購入決定者」を聞いたところ、14カテゴリ中12カテゴリで、ママの決定関与が50%を超えることがわかった。さらに、各種保険(54.6%)、住宅(38.7%)、自動車・カー用品(28.3%)は、商品購入を決定する時点では、情報収集の時点よりもママが関与する割合が増えていた。パパが情報を集め、さらにその情報を元に、買ってもいいと「ママが判断する」ことが購入の決め手となるというケースがあることも推測される。
詳細は「マインドシェアのサービス紹介」を参照のこと。白書購入は94,500円。