トヨタ自動車は13日、高級クロスオーバーSUV「ハリアー」をフルモデルチェンジして、ガソリン車を12月2日に、ハイブリッド車を2014年1月15日に発売すると発表した。価格は、ガソリン車が272万円~378万9,000円、ハイブリッド車が361万円~447万円。
今回のフルモデルチェンジでは、歴代ハリアーに共通する水平基調で流麗なスタイリングを継承しながら新しいダイナミズムを表現したというエクステリアと、人の手で作り込んだような本物感と現代的な洗練を融合したというインテリアを採用。パッケージは、全長・全幅・ホイールベースを短縮して取り回しやすさを確保しながら、後席ひざ前空間の47mm拡大と荷室の収容能力を向上させている。
また、吸遮音材の効果的な配置などによる高級車にふさわしい静粛性や、空力性能向上やサスペンション改良などによって高い操縦安定性を確保しながら上質な乗り心地を実現。左右確認サポート付のパノラミックビューモニターやステアリング制御付のレーンディパーチャーアラートなど、同社初の装備を採用することで高い安全性・利便性も提供する。
2.0Lガソリン車は、バルブマチック付エンジンと新開発CVTによってスムーズかつ力強い加速を実現し、JC08モード走行燃費は16.0km/Lとなっている。ハイブリッド車は、2.5L 2AR-FXEエンジンとハイブリッドシステムの組み合わせにより、JC08モード走行燃費21.8km/Lを達成し、SUVに必須の高い動力性能とクラストップレベルの環境性能を両立したという。