パナソニックは11月13日、ICレコーダー「RR-XP007」を発表した。発売は12月6日で、価格はオープンとなっている。推定市場価格は11,000円前後。
細いスティック形状のデザインが採用されており、胸ポケットにも入れやすいICレコーダー。ポケットに入れても安定しやすいようにクリップが付けられており、録音スイッチが本体上部に備わっている。
コンパクトサイズながら録音機能も充実。左右のマイクそれぞれに音が伝わるタイミングの違いを利用する「ステレオ強調録音」機能を搭載。左右方向に音を分離、強調する。また、エアコンなどのノイズを低減し、音を聴き取りやすい状態で再生する「ノイズキャンセル再生」機能、指定した区間の音と無音(ないし小音量)を繰り返して再生する「かんたんシャドーイング再生」機能などを備えている。そのほか、シーンに適した設定で録音できる「録音シーンセレクト」、設定内容などを音声で読み上げる「新音声ガイド」なども搭載。
内蔵メモリ容量は4GB、録音フォーマットは44.1kHzのPCMと192kbps~8kbpsのMP3形式、内蔵スピーカーは10mm径(8Ω)で、出力は90mWとなっている。電源は、単4形ニッケル水素充電池、または単4形アルカリ乾電池×1本。充電池を利用する際は、USBでの充電を行う。
本体サイズはW14.8×D14.8×H126mmで、質量は電池を含まない状態で約22g、電池を含む状態で約33gとなっている。