映画『しあわせの隠れ場所』(2009年)以来、2度目のアカデミー賞主演女優賞の獲得が期待されているサンドラ・ブロックが13日、映画『ゼロ・グラビティ』PRのために来日することが明らかになった。

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宇宙空間での船外活動中に、予期せぬ事故によりスペースシャトルを失ってしまったメディカル・エンジニアのライアン・ストーン博士(サンドラ・ブロック)と、ベテラン宇宙飛行士マット・コワルスキー(ジョージ・クルーニー)の様子を描いた同作。世界43カ国でNo.1を獲得し、全米週末興行ランキング3週連続第1位を記録するなど、すでに全世界で約470億円以上もの興行成績を収めている。

このたび、来日が決定したS・ブロックは、2006年9月の映画『イルマーレ』PR以来、7年ぶり5度目の来日となる。12月4日に開催される来日記者会見と5日に行われるジャパン・プレミアイベントに登壇予定だ。同作で宇宙飛行士という難役に挑んだS・ブロックは、無重力を表現するため体力づくりに、撮影中毎日のようにワークアウトを敢行。体をシェイプアップし、男性のような強靭な体を手に入れたという。同作での役作りについてS・ブロックは「女性らしさと母性をすべて消したわ。だから身体を鍛えていくうちに体型も変化していったし、自分の体をただのマシンのようにしたの。それが彼女の心にも影響して、必要なミッションをこなしていくのに役に立ったの。だから大変だったけれど、それだけの価値はあったわ」と振り返る。また、作品の見所については「この素晴らしい作品を観て、最後には生まれ変わったような気分になるはずよ。劇場を出た後で、"今日を素敵な日にするためには何をしよう、もう時間を無駄にしたくない"と思って欲しいわ。勿体ないってね」とコメントしている。

なお、同作の来日記者会見とジャパンプレミアには、S・ブロックのほか、アルフォンソ・キュアロン監督と同作の製作を務めたデイビッド・ヘイマンも登場する。映画『ゼロ・グラビティ』は12月13日より、全国公開。