アップルは12日、iPad mini RetinaディスプレイモデルのWi-Fi版の販売を開始した。直販サイトApple Storeでの販売価格は最安の16GBモデルが41,900円となる。iPad mini Retinaディスプレイモデルは供給が遅れるとの噂が出ていたが、それを覆しての販売開始となった。
第2世代目のiPad miniは、高精細のRetinaディスプレイを搭載したのが特徴。初代iPad miniとディスプレイサイズは同じだが、初代iPad miniのディスプレイ解像度が1024×768ドットなのに対し、iPad mini Retinaディスプレイモデルは、2,048×1536ピクセル(326ppi)と大幅に向上している。プロセッサーも64ビットアーキテクチャ搭載の「Apple A7」チップ、M7モーションコプロセッサとなり、初代よりも4倍の処理速度、8倍のグラフィック性能となる。
Wi-Fiは802.11a/b/g/n(2.4GHz/5GHzのデュアルバンド)、Bluetooth 4.0対応。カメラは5メガピクセルのiSight、1.2メガピクセルのFacetime HDカメラを装備。1,080pのHD動画のビデオ撮影も行える。
Wi-Fiモデルのサイズ/重量は、(H)200×(W)134.7×(D)7.5(㎜)/331g。価格は16GB版が41,900円、32GB版が51,800円、64GB版が61,800円、128GB版が71,800円。カラーはスペースグレイとシルバーの2色を用意している。
なお、セルラーモデルに関する情報は、12日17時40分現在、KDDIおよびソフトバンクからは出されていない。