ネットリサーチのDIMSDRIVE(ディムスドライブ)は、全国の男女を対象に「UV(紫外線)対策」についてアンケートを行った。調査は9月20日~30日にかけて実施し、7,581人から有効回答を得た。
45%が季節を問わず紫外線対策を実施
まず、ふだんから紫外線対策を行っているか尋ねたところ、42.8%が「行っている」と回答した(「念入りではないが行っている」36.9%、「念入りに行っている」5.9%の合計)。しかし、57.2%は「行っていない」と回答している。
性年代別にみると、男性では「行っている」は13~25%だったのに対し、女性は72~81%が「行っている」と回答した。30~40代女性では8割を超えており、紫外線対策は男女差が大きいことが分かる。
次に、紫外線対策をしている季節について聞くと、45.0%が“一年を通して”と回答した。特定の季節のみ行っている人では、「春」22.8%、「夏」47.2%、「秋」16.2%、「冬」0.8%だった。
日焼け止め商品で重視することは?
次に、行っている紫外線対策の方法について尋ねたところ、「日焼け止めを使う」が80.1%と圧倒的だった。次いで「帽子をかぶる」51.8%、「UVカット効果のある化粧品を使う」47.9%、「日傘をさす」42.2%となっている。女性は「手袋・アームカバーをする」という回答も多かった。
日焼け止めを選ぶ際に意識していることについて聞くと、最も多い回答は「SPF値が高い商品を選ぶ」(56.6%)だった。2位は「PA値が高い商品を選ぶ」(45.3%)、3位は「肌への刺激が少ないものを選ぶ」(42.5%)。女性は「肌への刺激が少ないもの」「べたつかない・べたつきにくいもの」と回答する割合が男性よりも多くなっている。
紫外線対策をしない理由「面倒だから」
紫外線対策の充実度について尋ねたところ、「(紫外線対策が)できている(充分+まあまあ)」と回答した人は36.9%と4割以下だった。「できていない(あまり+ほとんど)」と回答した人は25.2%となっている。
紫外線対策をしていない人にその理由については聞くと、「面倒だから」が最も多く29.4%だった。以下、「日焼けしても気にならないから」(20.2%)、「UV(紫外線)対策をしなくても良いと思うから」(12.7%)、「お金がかかるから」(10.2%)が続いた。男女別に見ると、女性は「面倒だから」(48.6%)と2人に1人が回答している。