ライフネット生命保険は20~59歳の男女を対象に、「オトナの食育に関する調査」を実施した。調査は9月20日~24日にかけて行われ、1,000名の有効回答を得た。
女性8割、男性7割が食育を経験あり
まず、「食育」という言葉を聞いた時にどのようなものを想像するか聞いたところ、「食文化を学ぶこと」(64.6%)、「食材の栄養素を学ぶこと」(60.5%)、「食べ残しやゴミを減らすこと」(50.0%)が上位3位だった。その他、「自分で野菜を栽培すること」(23.3%)や「料理番組を見ること」(5.2%)を食育としてイメージしている人も見られた。
自分が食育を受けた経験の有無について聞くと、食育を受けたことがある割合は男性66.8%、女性82.8%だった。女性は大半の人が食育を受けたことがある一方、男性の3人に1人(33.2%)は食育を受けた経験がないことが分かった。
食育を受けたシーンとしては、「家庭」(53.7%)や「学校」(50.3%)の割合が約半数。年代別に見ると、「学校」での食育経験は若い年代で高くなる傾向にあった。一方、「家庭」での食育経験は若い年代で低くなっている。
たけのこの旬、3人に1人が「秋」と勘違い
続いて、「旬の食材」について聞いた。旬が「秋」だと思う食材を聞いたところ、「栗」(90.7%)、「まつたけ」(87.5%)、「ぎんなん」(68.9%)は秋食材としての認知度は高かった。しかし、誤った知識による回答も見受けられ、20代の3人に1人(36.8%)は「たけのこ」が秋に旬を迎える食材だと思うと回答している。
次に、家に招いて食育を習いたい著名人を聞いた。最も多かった回答は「栗原はるみ」さん(63件)、2位は「速水もこみち」さん(47件)、3位は「道場六三郎」さん(40件)だった。女性は「栗原はるみ」さんと「速水もこみち」さんの支持が高く、男性は「道場六三郎」さん、「川越達也」さんを挙げた人が多かった。