日本損害保険協会静岡支部は11日、静岡県が推進している防災啓発活動に協力し、防災ホイッスル1000個を静岡県地震防災センターに寄贈したと発表した。

静岡県では、毎年11月を「地震防災強化月間」に定めているという。今年は「地域防災 誰かではなく 主役はあなた」をスローガンに、県民に向けて自主的な防災取組みを行うよう啓発活動を行っているとしている。このたびの寄贈は、同支部としてこの取組みに協力したものだという。

寄贈式は11月8日に静岡市の静岡県地震防災センターで行い、来場者が見守る中、同支部の中辻英之委員長が静岡県地震防災センターの小林佐登志所長に防災ホイッスルを渡した。寄贈したホイッスルは小型のアルミ製で、常時携行できるコンパクトなもの。

小林所長は「県の取組みへの協力に感謝する。寄贈いただいた防災ホイッスルは当センターの来場者に配布し、防災啓発に役立てたい」と述べたとしている。