仕事相手とのトラブルの原因は何ですか?

仕事はトラブルなく進めたいものです。しかし、社内外問わず、至るところにトラブルになってしまう原因はあるようです。そこで、仕事相手とのトラブルの原因にはどんにものがあるのか、マイナビニュース会員500名にきいてみました。

Q.仕事相手(社内・社外含む)とのトラブルの原因になりがちなものを教えてください

1位 失敗・ミスについて 38.0%
2位 仕事の出来・不出来について 30.2%
3位 スケジュールについて 28.6%
4位 お金について 25.2%
5位 マナー・態度などについて 17.8%

■失敗・ミスについて
・「上司が、自分のミスをそのまま部下の私たちに投げ、わけがわからなくて、お客様にも迷惑をかけ、散々だった…とても忙しい月初だったのに、貴重な午前の勤務時間はそのトラブル対応で消えてしまった」(31歳女性/運輸・倉庫/事務系専門職)
・「社内外問わず、報連相がないことのトラブルが多い」(32歳男性/印刷・紙パルプ/営業職)
・「人事なので、"できて当然、失敗したら怒られる"という仕事をしており、ミスがあるたびに経緯書、対策等を練らないといけない」(27歳男性/情報・IT/事務系専門職)
・「大事な書類を上司のチェックに出したが返ってこず、書類がどこかということでトラブルになった…実際は上司が間違えてゴミ箱に入れていた」(25歳女性/金融・証券/販売職・サービス系)

■仕事の出来・不出来について
・「後輩がマイペース過ぎて、困る…仕事を任せるとスケジュール管理ができず周囲が困ることになるが、私が代わりにやってしまってはその人の力にならないというジレンマに陥った」(32歳女性/学校・教育関連/専門職)
・「後輩が予定日までに資料を作成できなかったことがあった…もっと早い段階で相談してくれていればと思った」(30歳男性/商社・卸/営業職)
・「仕事の出来が悪いと、その分誰かがフォローしなくてはならないので、そういったことが続くと、ついみんなぴりぴりしてトラブルになってしまう」(41歳男性/機械・精密機器/技術職)

■スケジュールについて
・「電話でやり取りをすると"言った言わない"のトラブルがよく起きるので、メールでするようにしています」(33歳女性/その他・その他製造/事務系専門職)
・「納期のズレに関してのトラブルは日常茶飯事…大抵は無理な納期を言ってくる先方に対して、こらちがキレる」(26歳女性/情報・IT/技術職)
・「スケジュール管理ができないものが指図をするから思うように進まなくてギクシャクした」(39歳男性/その他/その他)
・「役職者の都合でスケジュールが決まるので、一般層からは時々火花が出る」(26歳男性/自動車関連/技術職)

■お金について
・「価格交渉をすると関係がギクシャクしてしまうことが多い…結局、世の中、お金なんだと思う」(30歳男性/小売店/事務系専門職)
・「請求金額を間違えていた」(26歳女性/運輸・倉庫/営業職)
・「見積もりの金額についてトラブルになったことがある」(32歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「費用がかかることに営業以外の部署はカリカリする」(50歳男性/情報・IT/技術職)

■その他
・「同僚の電話応対の態度について、取引先からクレームが入り、彼は外線をとることを禁止された」(35歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)
・「仕事量が明らかに同僚と違うので上司に苦言を呈したが、何ら対策を行ってくれず、上司と部下の関係がギクシャクした」(27歳男性/不動産/一般事務)
・「スーパー勤務で、商品に不備があるとメーカーではなく、なぜか客はスーパーに文句を言いに来る。こちらで作った商品ではないので、客の言い分をひたすら聞くしかない」(26歳女性/小売店/販売職・サービス系)

■総評

仕事相手とのトラブルで最も多かったのは、「失敗・ミス」で約4割近くありました。ミスをしたときは、どちらに否があるのかなどで関係性が悪くなってしまうこともありますね。

仕事をスムーズにすすめるために「ホウ・レン・ソウ(報告・連絡・相談)」が必要と言われていますが、社内外問わず、これがされないことで仕事でのトラブルを引き起こしてしまうのでしょう。

また、具体的な事例で目立ったのが「言った言わない」ことで、責任転嫁されてしまうことです。そのため、「メールするようにしてる」など、対策をとっている人も多く存在しました。どこでミスが起こりやすいのか把握しておけば、リカバリーも早いはず! しっかり確認しておきましょう。

調査時期:2013年10月2日~10月4日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:男性233名 女性267名 合計500名
調査方法:インターネット(ログイン式)アンケート