三菱ふそうトラック・バスはこのほど、東京ビッグサイトにて20日から開催される『第43回東京モーターショー2013』に、女性社員有志で開発したトラック「キャンター エコ ハイブリッド "Canna"(カンナ)」のほか、アジア・アフリカ向け戦略車の中型トラック「FI」、大型観光バス「エアロクィーン Premium Cruiser」など合計7台を展示すると発表した。
キャンター エコ ハイブリッド "Canna"は、女性社員有志が同社のブランドや、トラックのイメージアップをはかるために立ち上げた「キュート・トラックプロジェクト」のシンボルとして、女性の目線でデザインした小型ハイブリッドトラック。
アジア・アフリカ向けの戦略車である中型トラックFIは、ダイムラー・トラック技術プラットフォーム(MFTBCの小型トラック「キャンター」のキャビンおよび中型トラック「ファイター」の足回り)をベースに開発した車両。新開発の4D37型ディーゼルエンジン(3,907cc)と6速マニュアルトランスミッションを搭載し、新興国のニーズに合った積載性の高さと耐久性を備えているという。
エアロクィーン Premium Cruiserは、バスツアーにおける快適性を追求した大型観光バス。飛行機のビジネスクラスに匹敵する一人掛け独立シートを、通常55人乗りの定員に対して13席配置し、ゆとりの座席配列としている。室内は、最高級の音響設備による音楽により、移動中にリラックスできる空間を提案している。