トヨタ自動車はこのほど、『第43回東京モーターショー2013』の会場内で22日から開催される『SMART MOBILITY CITY 2013』に、「クルマと社会がつながる近未来と移動の楽しさ」をテーマに先進技術と車両を展示すると発表した。

トヨタ自動車展示イメージ

具体的には、スマートモビリティ社会の実現を目指したトヨタの取組みのうち、モビリティの視点から、「次世代都市交通システム」「協調型ITS」「次世代テレマティクス」を紹介する。

次世代都市交通システムでは、新しい移動の価値観を提供する「TOYOTA i-ROAD」、利用シーンで選択できるトヨタ車体製「COMS」など新たなモビリティが集うマルチモビリティステーション、人・街・社会に優しく最適な移動の実現を目指す次世代都市交通システム「Ha:mo」を紹介。

協調型ITSでは、クルマが道路インフラや他のクルマ、人と通信することで運転を支援するシステムや、「自動運転技術」への関心が高まる中で、トヨタが考える「高度運転支援システム」を紹介する。

次世代テレマティクスでは、テレマティクスサービスを通じて収集・蓄積した車両の走行情報などビッグデータを活用した「交通情報サービス」、クラウド上のトヨタスマートセンターを介して音声を認識する「エージェント」、これらサービスに連携したスマートフォン向けテレマティクスサービス「Smart G-BOOK」、さらに、中近東地域に導入を予定しているスマートフォン向けテレマティクスサービスを紹介するとのこと。