米Microsoftは10月31日(現地時間)、 同社のコミュニティフォーラムにて、「Windows 8.1にアップデートしたのち、いくつかのゲームでマウスが誤作動する」との投稿に対し、修正と回避策をリリースしたと回答した。回答は11月8日(現地時間)に最終更新されている。
投稿によると、Windows 8.1にアップデートしたのち、マウス使用時に複数のゲームでポインタが遅延したり前後に飛んでしまう不具合があったという。この投稿に対し、FPSゲームでマウスが応答しない、ポインタがランダムに動くなど、同意のコメントがなされていた。
この問題に関し、米Microsoftは「マウスのジッタ(前後のジャンプ)」は、Windows 8.1でマウスの入力方法を変更しているため以前のWindowsとは反応が異なること、マウスのアクセラレーションがオフの場合は正確なスケールで動かない可能性があること、高ポーリングレートのマウスでは低く認識されている可能性があるとした。同社はこの3つの問題について、修正パッチを提供した。
また、この問題はDirectX非対応のゲームで発生する可能性があること、タッチパッドの設定で一部の問題(キーボード入力直後に左クリックできない問題)を回避できることを紹介した。ほか、互換モードをオンにすることで、古いゲームでもマウスが動いた成功例も紹介している。