カシオ計算機は、耳で曲を聴いてコード譜を書き起こしてゆく手間を軽減する、実際の楽器で伴奏したい人向けのアプリ「Chordana Viewer」を販売している。価格は1,000円。

「Chordana Viewer」は、カシオ独自の技術で、オーディオファイルの演奏音を自動解析し、解析した音をコード譜として画面に表示するコード譜作成の支援アプリ。再生曲は、ボーカルと伴奏のバランス調整も可能で耳コピなどにも活用できる

同アプリでは、同社独自のChordana技術で自動検出したコード進行をコード譜として画面に表示し、コード譜の編集や保存も可能。好みのキーを指定すればコードも自動変換されるので、演奏者に合ったコード譜が容易に作成できる。また、ピアノの鍵盤やギターの弦を押さえるコードポジションも画面で確認でき、手持ちの楽器を用いて画面を見ながら曲に合わせて演奏すれば、お気に入りのアーティストとの共演気分が味わえる。画面上のバーチャル楽器は4音色から選択可能となっており、伴奏(録音も可能)や、MIDI対応楽器との連携も行える。

なお、楽器音は、アプリ内課金にて1音色から追加できる。動作条件はiOS 6.0以降が必要で、対応機種はiPhone 4S、iPhone 5、iPhone5C、iPhone5S、iPod Touch(第5世代)、iPad2、iPad(第3世代)、iPad(第4世代)、iPad Mini。なお、DRMで保護された音楽ファイルの読込みには対応していない。