ジャックスは8日、スポーツ用品販売大手のアルペンと提携発行している『Alpen Group Card』の店頭での入会受付において、タブレット端末を活用した電子申込サービスによる入会受付を導入した。

従来、クレジットカードの入会受付を店頭で行う際は、顧客が記入した入会申込用紙の保管や郵送が必要だっという。このたび導入する電子申込サービスでは、顧客にタブレット端末で直接入力してもらった情報の登録が完了すると、専用の通信環境により暗号化された状態でジャックスの審査システムへ瞬時に送信されるため、個人情報管理の安全性が向上するとしている。

また、クレジットカードの申込みに必要な多数の項目を入力するにあたり、スムーズな画面操作や分かり易いガイダンスにより顧客の負担を軽減することができまるという。加えて申込書の郵送からデータ送信に代わることで、申込みからクレジットカード発行までに必要な期間を短縮することが可能になるとしている。

ジャックスは、顧客ならびに加盟店のさらなる利便性向上のため、タブレット端末による電子申込みサービスを積極的に推進し、『Alpen Group Card』のみならず、今後は他カードへの展開も図っていくとしている。

電子申込みサービスの特徴

顧客の利便性向上

  • タッチペンによる手書き文字の自動テキスト化や読み仮名の予測変換、郵便番号や地図からの住所指定などにより顧客の入力負担を大幅に軽減。また、各種チェックデジット機能や画面遷移制限により誤入力や入力漏れを防止

ペーパーレス化による個人情報管理の安全性向上

  • 入会申込書の保管や郵送が不要となり、高いセキュリティレベルでの個人情報管理が可能となるため、屋外や店頭においても安心して申込みできる

カード発行期間の短縮

  • タブレット端末での申込み情報は、集約のうえジャックスの審査システムへ短期間で伝送されるためカード発行期間を短縮することが可能