ライフネット生命保険は7日、「オトナの食育に関する調査」の結果を発表した。同調査は、9月20日から9月24日の5日間に、全国の20代、30代、40代、50代の男女を対象としてモバイルリサーチで実施し1000人から回答を得た。
オトナ男子の食材選びは「価格」と「見た目」に偏りがち、「栄養バランス」気にしない人も3割半
食べ物の知識が日常生活で必要となるシーンの1つは買い物。食育などを通じて得た知識をもとに食料品を選ぶことも多いが、実際世の中のオトナは何をどの程度意識して買い物をしているのか。食料品を自分で購入する人(949名人)に、価格や見た目、栄養バランスや生産地などの情報を、購入時にどの程度意識しているか聞いた。
意識している割合が高かったのは「価格」(92.4%)、次いで「見た目(色、形)」(79.6%)、「栄養バランス」(74.5%)と続いた。「価格」や「見た目(色、形)」は、男女共に大半の人が意識しているとの結果になったものの、それ以外の項目では、男性は女性より意識している割合が低く、「栄養バランス」を意識していない男性は3割半(35.6%)となった。
食育ってどんなこと?「食育とは食文化を学ぶこと」が6割半
2005年6月の「食育基本法」の成立により、「食育」という言葉が一般的に浸透。実際、子どもへの食育の意識は世の中でも広がっている印象はあるが、実は食育を実際に受ける機会のある子どもよりも、オトナの方が食育をきちんと理解できていないようだという。
20歳~59歳の男女(1000人)に対し、「食育」という言葉を聞いた時にどのようなものを想像するか聞いたところ、食育とは「食文化を学ぶこと」(64.6%)、「食材の栄養素を学ぶこと」(60.5%)、「食べ残しやゴミを減らすこと」(50.0%)と認識しているとの結果になった。他にも、食育のイメージは広範にわたり、「ゆっくり食べること」(27.8%)や「自分で野菜を栽培すること」(23.3%)、「食卓や食器など食環境を整えること」(23.3%)も食育の一環であると考える人も2割程度見られ、食育に関するさまざまな取り組みの情報が発信される中で、食育という言葉のイメージは広がりを見せているようだという。「冷蔵庫を定期的に掃除すること」(6.5%)や「料理番組を見ること」(5.2%)を食育としてイメージしている人も一部いた。
その他の調査結果トピックス
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この人に教わりたい"食育タレント"オトナ女子の人気1位「栗原はるみ」さん、2位「速水もこみち」さん。オトナ男子の人気1位「道場六三郎」さん、2位「川越達也」さん。楽天田中投手の奥さま「里田まい」さん、「タモリ」さんに教わりたいという声も