米Bloombergは、米Appleが現行モデルよりも大きく、曲面ディスプレイを採用した新しいiPhoneを開発中であると報道した。タッチ感度に優れたセンサーの開発も薦めているという。情報筋の話として伝えた。
Bloombergによると、開発中とされる新しいiPhoneは4.7インチと5.5インチサイズで、曲面ディスプレイを採用しているという。ディスプレイは端末の端に向かって下向きにカーブしており、リリースタイミングは2014年の後半になると伝えた。
曲面ディスプレイを搭載したiPhoneが登場すれば、注目のひとつになるのが操作面となりそうだ。湾曲ディスプレイを搭載したスマートフォンといえば、今年10月にSamsung Electronicsが「GALAXY ROUND」を、LG Electronicsが「LG G Flex」を発表しているが、GALAXY ROUNDについては、湾曲を利用した独自の操作を行える。
たとえば、平面に置いた状態でホーム画面がオフになった本体を傾けると、日時やバッテリ、不在着信などをチェックすることができる。また、ミュージックプレイヤーが起動しており、ホーム画面がオフになった状態で本体を左に傾けると、前のトラックを再生し、右に傾けると曲送りすることもできるという。ディスプレイの形状が変われば、「GALAXY ROUND」同様に、新しいiPhone独自の操作方法が誕生するのかもしれない。