パナソニックは、30代から50代のアメリカと日本の男性ビジネスマンを対象に「歯とオーラルケアに関する意識調査」を実施した。調査は10月17日~22日にかけて行われ、400人から有効回答を得た(各国200名)。
アメリカ男性の約8割は虫歯がなくても歯医者に行く
まず、虫歯がなくても歯医者に行く習慣があるか尋ねたところ、アメリカ人男性は76.0%が「行く」と回答。しかし日本男性ではアメリカ人男性の半数以下の36.0%だった。
使っているオーラルケアグッズについて聞くと、アメリカ男性は電動歯ブラシやマウスウォッシュなど、様々なオーラルケアを実施していることがわかった。割合を見ても、ほぼ全てのオーラルケアにおいて、アメリカ男性が日本男性の倍以上の割合となっている。アメリカ男性はオーラルケアの予防を重視していることがわかる。
オーラルケアにかける金額、アメリカは日本の6倍
次に、虫歯があることは恥ずかしいと思うか尋ねると、恥ずかしいと回答した割合はアメリカ男性69.5%、日本男性46.0%だった。また、虫歯があることで魅力が大きくダウンすると回答した割合も、アメリカ男性48.0%に対し、日本男性は14.5%に留まっている。
歯をキレイに保つために時間もお金もかけていいと思うか尋ねたところ、アメリカ男性は86.5%もの人が「そう思う」と回答した。一方日本男性は41.0%と半数以下になっている。年間でオーラルケアにかけている金額を聞くと、アメリカ男性は平均約3万6,000円、日本男性は平均約6,000円で、約6倍もの差が出た。
虫歯になった経験について聞くと、アメリカ男性は25.0%が「一度も虫歯になったことがない」と回答したのに対し、日本男性ではわずか4.5%に留まった。虫歯未経験者が多いアメリカ男性におすすめオーラルケアグッズを聞いたところ、「歯ブラシ」「糸ようじ」「マウスウォッシュ」などに加え、半数以上の人が「電動歯ブラシ」を推奨している。