プレゼンを成功させる鍵は男性ホルモン!? |
今日は大事な会議でプレゼン。誰しも「うまく成功させたい」と気合いが入るものだ。でも、その気合いが空回りしてうまくできない……。プレゼンがうまくいかなくなった、ここぞ!という交渉で力を発揮できない、何だか仕事のやる気が持続できない……。これは、単なるやる気不足だけではないのだ。
勝ちたいなら「時間帯」に注意せよ!
男性ホルモンであるテストステロンは、男性らしさの土台になるホルモン。最近では、このホルモンがものごとの判断力や記憶力、元気の良さなどにも関わっていることが分かってきた。つまり、その値が高い時ほど決断力が上がって集中できるので、「仕事がはかどる」「仕事の成果が上がる」と考えられるのだ。
男性ホルモン分泌に関して、以下は必ずおさえておきたい。
・20代をピークに減少傾向(ただし個人差が大きい)
・20～30代のテストステロン値は、朝高くて夜低い
・加齢とともにテストステロン値が低下し、1日のホルモンの変動の幅が小さくなる。それによってやる気が落ちてしまうことも
・強いストレスがテストステロンを減らしてしまう
・40代～50代はストレスを多く抱えた世代で、男性更年期障害の発生時期と重なる
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出典：熊本悦明『加齢で低下する男性ホルモンを治療学的に押し上げましょう！』 |
年代別の唾液中テストステロン値 |
「朝立ち」は男性の健康のバロメーター
40代前後から低下傾向が見られるテストステロン。年齢とともにプレゼン力を低下させないために、男性ホルモン値を下げないよう対策を実行することが大事だ。
また、男性ホルモンが元気に出ているかどうか、手っ取り早い判断基準は「朝立ち」しているかどうかだ。テストステロンが減少すれば、勃起もしにくくなる。さらに、勃起障害は動脈硬化が進んでいる証拠。たかが朝立ちと軽くみないことが重要だ。朝立ちは男性にとって大切な健康のバロメーターなので、年齢なりの変化をチェックしておこう。
以前のように朝立ちが起きなくなったという人、不調が多くなったという人は、テストステロンの低下の可能性もあるので、一度専門医(男性外来・メンズヘルス外来・泌尿器科など)でテストステロンのレベルを測ってみるといいだろう。テストステロンはクルマのエンジンオイルのようなもの。クルマのように定期的にチェックすることはとても大切なのだ。「朝立ち」についてはこちらも参考にしていただきたい。
テストステロン維持のために知っておくべきこと
男性にとって、プレゼンはもちろん、仕事・プライベートにおいてもテストステロンの存在は重要だ。しかし、いくらテストステロンが高い朝時間にプレゼントを設定しても、テストステロンの値自体が低ければあまり意味がない。そこで、どうすればテストステロンの値を減らさず良い状態を保てるのか、絶対知っておくべき対策を2つあげておきたい。
何といってもストレスをためないこと
テストステロンは年齢とともに下がる傾向にはあるものの、個人によるバラツキが大きいのが特徴だ。また、男性ホルモンの最大の弱点はストレス。若くても油断は禁物で、働き盛りの30～40代ならなおさら積極的にストレスの解消をはかり、テストステロンの分泌維持をはかるべきである。
予防策として有効なのはまず運動。筋肉をつけるとテストステロン分泌は上がっていく。身体を動かすことは、ストレス発散にもつながる。自分の運動習慣レベルが分からない人は、こちらの「生活習慣診断」の運動チェックをしてみましょう。
眠りがテストステロンレベルを左右する
睡眠も重要で、「夜はスマホを使うな」がテストステロ維持には鉄則。昼夜逆転しがちなIT業界の人や夜間勤務の人などはホルモンレベルが下がりやすいので、睡眠改善を意識的に行うようにしよう。
今夜から実行できるテストステロンアップの睡眠法はこちらでも紹介しているのでチェックしていただきたい。また、自分の眠りの質を知りたい人は、「生活習慣診断」の睡眠チェックも同時にやってみるといいだろう。
