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東芝は8日、色ノイズ低減(CNR)回路を搭載した、1.12マイクロメートルの裏面照射型CMOSセンサーを製品化したと発表した。解像度は8Mピクセル。スマートフォンやタブレットのカメラ用途を想定し、15日より量産出荷を開始する。
独自のCNR回路をワンチップに搭載し、画素サイズ1.12マイクロメートルと同等のSN比を実現した製品。SN比とは、信号量とノイズ量の比を表し、センサーの性能を表す指標のひとつ。
明暗差が大きい場所でも高品質な画像を撮影できるほか、8メガピクセルで30フレーム/秒のフレームレートに対応する。