舞台『ライクドロシー』の公開舞台稽古が7日、東京・下北沢の本多劇場で行われ、主演の長澤まさみをはじめ高橋一生、片桐仁、塚地武雅、川口覚、竹口龍茶、吉川純広、銀粉蝶が稽古に臨んだ。
同舞台は、2007年公演の『ワンマン・ショー』から定期的に継続して行っているM&Oplays(森崎事務所)と、作・演出家の倉持裕によるコラボ公演の第6回目となる公演。『鎌塚氏、放り投げる』(2011年5月)、『鎌塚氏、すくい上げる』(2012年8月)の鎌塚氏シリーズで、コメディー作家として高い評価を得た倉持が、さらにその先を挑んだのが本作品だ。物語は、児童文学の名作『オズの魔法使い』を下敷きに、ある屋敷に君臨する女主人(=魔女)に立ち向かうヒロインのマッツ(長澤まさみ)と、彼女を支える従者の姿をユーモラスに描く。
主演は、2011年公演の『クレージーハニー』以来、2回目と舞台なる長澤まさみ。「すごく明るくて、可愛らしいポップなコメディー作品です。今回、私は自由奔放にまわりを好き勝手に巻き込みますが、とても勇敢な女の子を演じます」と演じるマッツのキャラクターを説明。さらに「本多劇場は以前からお客様との距離感が良いと思っていました。2回目の舞台で緊張しますが、観に来て下さった方々が楽しんで帰れるように頑張ります。笑えるシーンの多い作品なので、笑っていただければうれしいです」と話した。
また、長澤演じるマッツに従うリオ役の塚地武雅は舞台初挑戦。「新しいことにチャレンジするのに怖い年齢になってしまいましたが、倉持さんとはエチュードの番組でご一緒したり、共演者も知っている方がいたりして、やるべきなのかと思ったんです。長澤さんとも少し前から知り合いで、稽古では掛け合いのシーンも気兼ねなくいじってもらいました。本番でも頑張ります!」と意気込んでいた。
舞台『ライクドロシー』は、11月8~24日(11、18日は休演)に東京・下北沢 本多劇場で、11月26日に静岡・浜松 浜松市教育文化会館 はまホールで、11月27、28日に愛知・刈谷 刈谷市総合文化センター 大ホールで、11月30日、12月1日に大阪・西梅田 サンケイホールブリーゼ、12月3日に島根・松江 島根県民会館大ホール、12月5日に広島・広島 アステールプラザ 大ホール、12月7日に福岡・博多 キャナルシティ劇場でそれぞれ公演される。
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