フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、11月23日から一般公開される「第43回東京モーターショー2013」に出展する車両を発表した。総台数17台という大規模な展示内容で、その中にはワールドプレミアおよびジャパン・プレミアのモデルも含まれる。
今回、ジャパン・プレミアとなるのは9台。4年ぶりにフルモデルチェンジした「ゴルフ ヴァリアント ハイライン」は、シティエマージェンシーブレーキなどの安全装備のほか、バイキセノンライトや17インチアルミホイールも装着する。18インチホイールを装着する「ゴルフ ヴァリアント Rライン」も出展される。
0.9リットルの燃料で100kmの走行ができるPHEV「XL1」や、本格的量産電気自動車「e-up!」「e-Golf」も出展。「XL1」は2シーターでカーボンファイバー強化樹脂の採用により、車重わずか795kgに。「e-up!」「e-Golf」は1回の充電でそれぞれ160km・190kmの走行が可能に。また、最高出力300PSを発揮する2.0リットルエンジンを搭載した「ゴルフ R」も、注目すべき1台といえる。ターボエンジンのパワーを4輪駆動システム「4MOTION」で路面に伝える最強のゴルフだ。
その他、ジャパンプレミアモデルとして、1950年代のビートルのテイストを取り入れた「ザ・ビートル・カブリオレ フィフティーズ」や、クロスシリーズの最新作「クロス up!」も人気を集めると予想される。レース車両の「ポロ R WRC」も展示されるなど、フォルクスワーゲンブースは非常に充実した展示内容となった。なお、ワールド・プレミアを果たす1台については、現時点でいっさいの情報が伏せられている。