自主製作映画「さよならとマシュマロを」の1シーン

世田谷区・渋谷区で「カフエマメヒコ」を経営するセレンディピティは、カフエマメヒコ 宇田川町店(東京都渋谷区)で12月26日まで、自主製作映画「さよならとマシュマロを」を上映している。

日本初・カフェ業界初の新しい試み

同作品は企画から制作・撮影・編集までカフエマメヒコがすべてを手掛け、上映もカフェ1店舗のみとなる「マメヒコピクチャーズ」プロジェクトの第2弾。「カフェが作る、カフェでしか見ることのできない映画」をコンセプトに行うもので、日本初・カフェ業界史上初の新しい試みとなっている。

第2弾映画「さよならとマシュマロを」は、第1作目の「紫陽花とバタークリーム」(2012年9月上映)同様、カフェを舞台に店主や店員と来店客の人間模様、カフェの日常を描いたヒューマンストーリーとなっている。カフェの店主役は俳優や映画監督などで活動する田口トモロヲさん、来店客役に木野花さんが参加している。

また、実際に働いている店員も出演しているほか、オーディションで選んだ店員役のキャストたちは2カ月ほど店で研修して撮影に臨んだ。実際にマメヒコを利用したことがある人も客役としてエキストラ出演している。撮影場所は「カフエマメヒコ三軒茶屋」をメインに、横浜や震災後の南三陸町でも撮影を行った。制作費は500万円ほどだという。

撮影は、震災後の南三陸町でも行った

同作の上映場所は、マメヒコ宇田川町店(東京都渋谷区宇田川町37-11 大久保ビル)。上映日は12月26日までの、毎週火曜日、木曜日、土曜日。上映時間は16時30分~18時10分、20時~21時40分。料金は1,500円(好きな飲み物とマシュマロ付き)。定員は30名程度。席は全て自由席。