西武鉄道は12月12・13・19・20日の4日間、池袋線・新宿線・拝島線に夜間の臨時電車増発を実施する。年末の需要増にともなう混雑の緩和が目的。昨年は飯能行(池袋線)で臨時電車を運転したが、今年は新たに本川越行(新宿線)・拝島行(拝島線)の臨時特急が登場する。
池袋線では、飯能行の特急(池袋駅23時00分発)と小手指行の準急(池袋駅0時05分・0時38分発)を増発。新宿線では、本川越行の特急(西武新宿駅23時13分発)と新所沢行の準急(西武新宿駅23時51分・0時37分発)を増発。拝島線では、拝島行の特急(西武新宿駅21時15分発)を増発する。
なお、西武鉄道では埼玉県秩父市で行われる「秩父夜祭」に合わせた特急レッドアローの増発(臨時運転)も実施。夜祭がピークを迎える12月3日に限り、観光客が夜祭見物に向かう時間帯に西武秩父行(下り)を、帰りの時間帯に西武秩父発(上り)の特急をそれぞれ増発する。
増発便は、西武秩父行「ちちぶ91号」(池袋駅12時55分発)、「ちちぶ93号」(池袋駅13時55分発)、「ちちぶ95号」(池袋駅14時55分発)、「ちちぶ97号」(池袋駅15時55分発)、所沢・池袋方面行の「ちちぶ92号」(西武秩父駅22時50分発)、「ちちぶ94号」(西武秩父駅23時16分発)。通常の特急についても、運転時刻の変更や西武秩父駅までの延長運転が行われ、秩父夜祭見物客の便宜を図るという。