南海電気鉄道は、JR西日本および近畿日本鉄道と提携し、2014年春から、「連絡IC定期券」を相互に発売する。通勤・通学で南海電車とJR西日本、または南海電車と近鉄電車を乗り継いて利用する場合、1枚で両社の列車に乗降りできるICカードとなる。
IC定期券を発売する際の対象カードは各社によって異なり、南海は「PiTaPaカード」、JR西日本は「ICOCA」または「SMART ICOCA」、近鉄は「ICOCA」または「KIPS ICOCA」となる。発売券種は「通勤定期乗車券」「通学定期乗車券」で、通用期間は1カ月・3カ月・6カ月。運賃は従来の磁気定期券と変わらない。南海の定期券発売窓口および定期券発行機能付き券売機、JR西日本「ICOCA」エリアの駅のみどりの窓口(一部を除く)または一部のみどりの券売機、近鉄の定期券発売箇所(旅行会社への委託窓口を除く)にて販売する。具体的な発売時期は今後発表されるとのこと。