京都市および京都市内で運行する鉄道・バス事業者15社局は、今年度も冬の京都市内の観光に便利な乗り放題きっぷ「京都フリーパス」を発売する。公共交通の利便性向上、京都市外からのマイカーによる来訪の抑制と交通渋滞緩和をめざし、2010年から導入している。

「京都フリーパス」イメージ

同フリーパスで利用できる交通機関は、京都市交通局、JR西日本、叡山電車、近鉄、京阪、嵐電(京福電車)、阪急、京都バス、京阪京都交通、京阪シティバス、京阪バス、西日本JRバス、阪急バス、ヤサカバスとなっている。

1日フリー版と2日フリー版があり、1日フリー版は有効期間中の任意の1日、対象交通機関のフリーエリアが乗降り自由に。発売額は大人2,000円、小児1,000円。発売期間・有効期間は12月7日~2014年3月23日。京都市交通局の各窓口などにて販売するほか、今年度から「歩くまち・京都」公共交通センターにて通信販売の取扱いも行う。

2日フリー版は、JR西日本の企画乗車券「京都観光フリーきっぷ」または「のぞみ&京都観光フリーきっぷ」として発売され、出発地により金額が異なる。発売期間は、「京都観光フリーきっぷ」が11月7日から2014年3月21日まで、「のぞみ&京都観光フリーきっぷ」が11月7日から2014年3月20日まで。有効期間は1日フリー版と同じ。2日フリー版は大人用のみの発売となる。JR西日本(京阪神、滋賀、奈良エリアを除く)、JR四国(主要駅)、JR九州(一部の駅)のみどりの窓口にて販売する。