名古屋鉄道は16日始発から、河和線青山駅(愛知県半田市)付近の下り線を高架に切り替える。同駅付近の高架化事業は2008年10月から愛知県が事業主体となって進めてきたもので、上り線は2012年5月に高架化され、今回の下り線高架切替えをもって全線高架となる。

河和線青山駅付近の高架切替えのイメージ。画像左が一般部、右が駅部(名古屋鉄道提供)

青山駅付近高架化事業の概要図(名古屋鉄道提供)

青山駅の概要図(名古屋鉄道提供)

高架化事業は半田市栄町から半田市有楽町にかけての約1.3kmを対象に実施。全線の高架化が完了することで、合計6カ所の踏切が廃止される。

下り線の高架切替えにともない、青山駅の改札口は従来の2カ所(上り・下り各1カ所)から、本駅舎側改札1カ所に変更される。バリアフリー対応として、下り高架ホーム用に車椅子対応エレベーターも新たに整備。なお、上り高架ホーム用の車椅子対応エレベーターはすでに設置済みとなっている。