ドゥカティはミラノ国際モーターサイクルショーのプレスカンファレンスにて、2014年ラインナップを発表した。第3世代の新型「モンスター1200」が公開されたほか、10月に発表された「1199スーパーレッジェーラ」も紹介されている。
ドゥカティは10日までミラノで開催される「第71回ミラノ国際モーターサイクルショー」にて、2014年のラインアップを一同に展示。今回の発表は、ショーに先立ちプレスカンファレンスにて行われた。
今回の発表で最も注目されたのは、第3世代へと進化し、初めて公開された新型「モンスター1200」と「モンスター1200S」。スーパーバイク直系の1198テスタストレッタ11°DSエンジンを中速域重視にセッティングしたエンジンを搭載し、シャシーは完全な新設計となっている。アジャスタブル・シート・ハイト機構も採用し、高い快適性を実現した。エンジン出力は145PSで、乾燥重量はわずか182kgとなっている。
10月に発表された「1199スーパーレッジェーラ」は、今回のショーではフラッグシップとして、ドゥカティブースの中心となる。同モデルはドゥカティの優良顧客のみに送られた招待状を受け取った人だけがアクセスできる専用のウェブサイトにてプレビューが行われ、限定500台の販売台数のうち、90%がすでに販売済みだという。
なお、プレスカンファレンスにはフォルクスワーゲン・グループ・デザイン責任者のウォルター・デ・シルバ氏が出席し、スピーチを行った。同氏はフォルクスワーゲン・グループの12のブランドにおいて、イタリアンスタイルのデザインが重要な役割を演じていることを強調し、「イタリアンデザインがつねに傑出した存在であることを誇りに思います。そのデザインはフォルクスワーゲン・グループの要であるといえるでしょう」と述べている。