リコーイメージングは11月7日、Qマウントデジタル一眼カメラ用交換レンズ「PENTAX-08 WIDE ZOOM」を発表した。発売は12月中旬で、価格はオープンとなっている。推定市場価格は50,000円前後。
PENTAX-08 WIDE ZOOMは、35mmフィルム換算時の焦点距離が17.5~27mm(「PENTAX Q7」装着時)という超広角ズームレンズ。ワイド側の焦点距離が20mm未満のズームレンズとして世界最小・最軽量を謳う。光学系には3枚のガラスモールド非球面レンズが採用されており、Qマウント用ズームレンズとしてはもっとも短いレンズ長38mm、重さ約75gが実現された。第1レンズに大偏肉ガラスモールド非球面レンズが用いられることによる歪曲収差低減、EDガラス2枚と異常低分散ガラス1枚による色収差補正など、周辺部までクリアで解像力のある描写が可能だ。
そのほか、インナーフォーカス方式の採用による高速・静音なAF、Quick-Shift Forcus Systemなどを備える。
主な仕様は、焦点距離が3.8~5.9mm(35mmフィルム換算で「Q7」装着時17.5~27mm、「Q」「Q10」装着時21~32.5mm)、最小絞りがF3.7~4。レンズ構成は8群10枚、画角は102~77度(「Q7」装着時)、92~67度(「Q」「Q10」装着時)、最短撮影距離は0.25m、最大撮影倍率が約0.03倍。フィルター径は49mm、本体サイズは最大径が約54mm、長さが38mm、重量は約75g。