『熱風海陸ブシロード』メインビジュアル

ブシロードは、自社の社名の由来となった『熱風海陸ブシロード』のアニメ化を発表し、12月31日19:00よりTOKYO MX、BS11にて放送されることが明らかになった。

『熱風海陸ブシロード』は、2003年にアニメ化を発表、その後CD、ラジオ、コミック、小説とメディアミックスで展開されたが、企画段階から参加していた作家の吉田直氏が急逝するなど、アニメ企画は頓挫している状態だった。現ブシロード代表取締役社長の木谷高明氏は、本作を必ずアニメ化することの決意表明から新会社を「ブシロード」と名づけている。

製作はブシロードを筆頭にニトロプラス、バンダイビジュアル、アニメーション制作に『交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい』『東京マグニチュード8.0』『CODE:BREAKER』『ゆゆ式』を制作したキネマシトラスという布陣。監督には『Strawberry Panic 』『怪物王女』『NEEDLESS 』を手がけた迫井政行氏、脚本にはゲーム・活字・アメコミ・SF に対する造詣が深い『翠星のガルガンティア』シナリオを手がけたニトロプラスの海法紀光氏、小太刀右京氏、キャラクター原案をニトロプラス三杜シノヴ氏、メカニックデザインをNiθ氏、キャラクターデザイン、総作画監督を戸田麻衣氏とスタッフも強力な面々が名を連ねている。

また、10年越しの企画をこぎつけ、原案・総指揮の木谷氏は「皆さん、大変お待たせしました。熱風海陸ブシロード、遂にアニメ化です。創業以来、この日をどれだけ待ちわびた事か。私と製作スタッフの熱い熱い想い伝わればと思います。このアニメの登場人物達、男の、そして女の生き様、観に来いやあ!!」という熱いコメントを寄せている。

キャスト陣には、今回の主人公、亡国の姫巫女・アメ役を潘めぐみ、主人公と共に行動をするヤギュウの少年スオウ役にKENN、そして旧作品からのキャスト陣としてPKO(鳥海浩輔、サエキトモ、鈴木千尋)の3人が出演。サンダ役を石塚運昇、ツキヨミ役を森嶋秀太、カズサ=シン役を鳥海浩輔、マエダ=カガト役を鈴木千尋、侍女ハナ役を橋田いずみ、侍女エリ役を佐々木未来、侍女ユズ役を徳井青空、侍女リン役を三森すずこと、声優陣にも豪華キャストが揃っている。

『熱風海陸ブシロード』は、12月31日19:00より東京メトロポリタンテレビジョン、BS11 にて放送。番組は『熱風海陸ブシロード 3時間スペシャル』と題して放送され、3時間のうち、アニメ本編は90分となる。

アメ(CV:潘めぐみ)

スオウ(CV:KENN)

サンダ(CV:石塚運昇)

ハシバ=ヒナタ(CV:サエキトモ)

ツキヨミ(CV:森嶋秀太)

カズサ=シン(CV:鳥海浩輔)

マエダ=カガト(CV:鈴木千尋)

侍女ハナ(CV:橘田いずみ)

侍女エリ(CV:佐々木未来)

侍女ユズ(CV:徳井青空)

侍女リン(CV:三森すずこ)

■スタッフ
原案・総指揮:木谷高明
原作:吉田 直/ブシロード/ニトロプラス
監督:迫井政行
副監督・特技監督:森賢
脚本:海法紀光(ニトロプラス)、小太刀右京(ニトロプラス)
脚本協力:ハラダサヤカ
キャラクター原案:三杜シノヴ(ニトロプラス)/キャラクターデザイン:戸田麻衣/メカニックデザイン:Niθ(ニトロプラス)、石渡マコト(ニトロプラス)、高倉武史/クリーチャーデザイン:中央東口(ニトロプラス)、高倉武史/SF考証:八ッ繁克治/音響監督:高桑一 /音楽:高梨康治(ROCKMAN)/音楽制作:響ミュージック
アニメーション制作:キネマシトラス オレンジ
製作 熱風海陸ブシロード製作委員会
■あらすじ
小惑星の衝突がもたらした≪シノビ≫という名の毒に侵され、世界が
絶望の淵に立たされている時代——人々は、
かつて海の底であった≪海陸≫へと逃れ、≪シノビ≫の脅威に怯えな
がら暮らしていた。
そんな、荒れ果てた世にも一筋の希望の光があった。
≪シノビ≫に対抗しうるそのものの名は、≪機神将・ギガロード≫。
そして、伝説の戦士≪ヤギュウ≫。
これらの力を以て世界を救うべく、今、亡国の姫・アメが立ちあがる!

(C)熱風海陸ブシロード製作委員会