川崎重工業は5日、イタリア・ミラノ市で7日から4日間の日程で開催される欧州最大級のモーターサイクルショー『ミラノショー2013』に、欧州向け2014年ニューモデル「Z1000」と「J300」の2機種を出展すると発表した。
Z1000は、斬新なスタイリングとエキサイティングな運動性能を実現したというネイキッド・スポーツモデル。優れた加速性能と迫力の吸気音を実現した1,043cc水冷4ストローク並列4気筒エンジンと、スポーティな走りを可能にする先進のサスペンションシステム「SFF-BP」が特徴となっている。
スタイリングは、低く配置された4灯式LEDヘッドライト、盛り上がったフューエルタンク、高く跳ね上がったテールカウルが、獲物を狙う猛獣を連想させるダイナミックなフォルムを作り出しているとのこと。
J300は、同社らしいシャープでアグレッシブなルックスを持つ、シティコミューターに最適というスクーターモデル。299cc水冷4ストローク単気筒エンジンとCTVトランスミッションを組み合わせることで、街中においてもスムーズできびきびとした走りが楽しめる。
サスペンションはヨーロッパの道路事情にあわせ、石畳のような凸凹の多い路面でも乗り心地と安定した走行を両立する設定を採用。また、フロントカウルの立体エンブレムやメタリックカラーに統一されたハンドルまわりなど、細部の質感にもこだわったという。