三井住友銀行とSMBC日興証券は1日、法人の顧客の借入、社債の発行、増資、M&Aなどの幅広い金融ニーズにワンストップで迅速に対応するため、両社の営業部門に銀証兼職組織を設置し、12月2日に銀証兼職業務を開始する予定と発表した。
具体的には三井住友銀行に新設する「本店営業第九部」とSMBC日興証券に新設する「第八事業法人部」が兼職組織となり、両社の職員が兼職。これら2つの兼職組織は三井住友銀行本店内に設置するという。
銀行の各種商品・サービスについては、兼職組織が提案・提供。また証券の各種商品・サービスについては、従来のSMBC日興証券の取引窓口が「三井住友銀行/本店営業第九部」と「SMBC日興証券/第八事業法人部」の兼職者と連携して提案・提供するとしている。
銀証兼職開始により、堅固な法令順守体制の下、両社の提携をより一層深化させ、法人の顧客の多様なニーズに対し、最適な金融サービスの提供に努めていくとしている。