トヨタ自動車はこのほど、「第43回東京モーターショー2013」でのトヨタおよびレクサスの出展モデルを発表した。「TOYOTA FCV CONCEPT」「JPN TAXI Concept」などの参考出品車のほか、「FT-86 Open Concept」も出展される。
「FT-86 Open Concept」は、今年3月の「第83回ジュネーヴ国際モーターショー」でワールドプレミアを果たしたオープンFRスポーツ。日本国内では今回が初出展となる。
同車は「86」をベースに、将来のスポーツカーのスタディモデルとして制作された。「86」が持つ「運転の楽しさ」「クルマの一体感」はそのままに、コンバーチブルモデルならではの「自然との一体感」も付与。東京モーターショー仕様として、スポーティカラーの王道・レッドを進化させた「フラッシュレッド」のボディカラーを採用した。
世界初出展の「TOYOTA FCV CONCEPT」は、実用性の高いセダンタイプの次世代燃料電池自動車(FCV)のデザインコンセプト。トヨタは、「未来の水素エネルギー社会実現」に向け、2015年からFCVの市販を開始する。同じく世界初出展の「TOYOTA FV2」は、「直感で通じ合えるクルマ」をコンセプトに、未来の「愛車」を具現化したという。
日本ならではの"おもてなし"を感じさせる次世代タクシー「JPN TAXI Concept」や、次世代スペースミニバン「VOXY CONCEPT」「NOAH CONCEPT」も世界初出展。11月下旬発売予定のコンパクトハイブリッドスポーツ「AQUA G SPORTS」なども展示される。
レクサスからは、世界初公開となるスポーツクーペ「LEXUS RC」と、新開発の2.0Lターボエンジンを搭載した次世代コンパクトSUVコンセプト「LEXUS LF-NX」が登場。ともにひと目でレクサスとわかる独自のデザイン要素を取り入れており、スポーティでエモーショナルな走りを実現しているという。
「第43回東京モーターショー2013」は東京ビッグサイト(東京都江東区)にて開催。11月20・21日のプレスデー、22日の特別招待日・プレビューナイトを経て、一般公開日は11月23日から12月1日までとなっている。