パナソニックは11月5日、「ストラーダ」シリーズのSSDカーナビゲーション「CN-E200D」を発表した。発売は12月17日で価格はオープン。推定市場価格は60,000円前後。

「CN-E200D」

最新のナビでは、DSRCへの対応や、スマートフォンをはじめとする外部機器との連携が可能なモデルが増えてきている。しかし、このところ需要が増えている軽自動車やコンパクトカーのユーザーなどの経済性を重視する層では、シンプルなナビとしての機能を重視するユーザーも少なくない。

CN-E200Dは、「準天頂衛星みちびき」や「3Dジャイロセンサー」の情報を利用する高精度な測位が可能。ディスプレイは表示画素数800×480ドットの高精細なWVGAタイプを採用している。内蔵されているSSDの容量は8GBで、2013年度版の最新地図データを収録。市外詳細地図は1,296エリアで、目的地の指定には、電話番号や住所からの検索だけでなく、あいまい検索も利用できる。ナビの性能に関しては上級クラス並みだ。

同じストラーダの「CN-R500D」「CN-R300D」などと比べると、DVDの非搭載などエンターテインメント要素は抑えられているが、車内での音楽再生に特化した音質を実現する「音の匠 Lite」モードを搭載。音の匠 Liteモードは、レコーディングエンジニア集団「MIXER'S LAB」が監修したもので、車の中でスタジオマスターサウンドを再現することを目指した調整が行われている。

搭載しているチューナーは、ワンセグテレビにAM/FMラジオ。プレーヤーはCDだ。また、SDカードスロットを装備するほか、オプションの接続ケーブル「CA-LUB200D」(1,600円)を使用することで、iPod/USBデバイスからの音楽再生にも対応する。アンプの定格出力は18W×4だ。