「AKB48グループ ドラフト会議 候補者オーディション」の3次審査を通過した29人の候補者が4日、AKB48グループ各劇場昼公演に前座として出演した。

各劇場公演に前座として出演したドラフト候補者

29人の候補者は4グループに分かれ、AKB48劇場の大島チームKウェイティング公演、SKE48劇場チームKII「シアターの女神」公演、NMB48劇場チームM「アイドルの夜明け」公演、HKT48劇場ひまわり組「パジャマドライブ」公演に前座として出演した。9月29日の初のボイストレーニングとダンスレッスン以降、数々の厳しいレッスンや強化合宿を経験した29人は、10日のドラフト会議本番に向けて、全力のパフォーマンスを披露した。

AKB48劇場支配人の湯浅洋氏は、「夢を持って賭けているという気持ちが伝わってきました」と振り返り、「今回の機会は彼女たちの人生にとって絶対プラスになってほしいと願うとともに、ひとりでも多くの候補者がまずは指名されるという目標を達成できれば」と期待を寄せる。また、SKE48劇場支配人の芝智也氏が「これからもどんどん成長していく伸びしろを感じることもできた」、HKT48劇場支配人の尾崎充氏が「本日のお客さまとしては合格だったのではないでしょうか」と語るなど、将来性も感じさせるパフォーマンスとなった。

一方、NMB48劇場支配人の金子剛氏は、「研究生が練習してきて、ステージに初めて立った時と同じ緊張感が伝わってきて、ステージの一生懸命な姿を見ていると(NM48)メンバーの顔を思い出しました」と感慨深げ。「合宿してきているので、礼儀もよく、パフォーマンスもだいぶ練習を積んできたなと感じました」と評価し、「まさに"アイドルの夜明け"という感じですね」と語っていた。

11月10日に東京・グランドプリンスホテル新高輪で行われる「AKB48グループ ドラフト会議」(開場15:00 開演16:00)は、AKB48、SKE48、NMB48、HKT48のチームキャプテン(SKE48はチームリーダー)が、各劇場支配人と協議の上、候補者の中から自分たちのチームに必要な人材を指名し、新たなチームメンバーを決定するイベント。参加チームはAKB48チームAほか計10チームで、指名が重なった候補者は、キャプテン同士の抽選によってチームが決定する。

(C)AKS