阪急阪神ホテルズはこのほど、運営する千里阪急ホテル(大阪府・豊中市)で、結婚式の食事メニューに「シャンパン」と表示しながら、実際にはスパークリングワインを提供していたことが10月30日に判明したと発表した。
同施設では、結婚式の「ドリンクプランA」ないし「プランB」の中の一品として、「スパークリングワイン デュック ド パリ」を「シャンパン デュック ド パリ」、「スパークリングワイン ヴィニデルサ ドゥーシェ・シュバリエ ブリュット」を「シャンパン ヴィニデルサ ドゥーシェ・シュバリエ ブリュット」などと称して提供していた。現在、原因や提供期間などの詳細について調査を行っている。
同社は、利用者ならびに関係者に「多大なご迷惑をおかけいたしましたことを、ここに深くお詫び申し上げます」と謝罪。今後については「全従業員とともに、再発防止に全力で取り組んでまいります。そしてホテル業の原点に立ち返り、何より誠実さを大切にしたサービスを肝に銘じ、再びご信頼頂けるホテルへ生まれ変わる所存でございます」としている。