総合婚活サービス企業のIBJは、運営するお見合い管理システムを利用する20代~40代の未婚男女を対象に「結婚に関する調査」を実施し結果を発表した。9月15日~30日、男性316名、女性312名、合計628名に対しアンケートを行った。
共働きを希望するかは「事情による」人が最多
「共働き」について聞いたところ、共働きを「希望する」と回答したのは男性の37.8%、女性の29.7%だった。最も多かった回答は「事情による」で男性の58.3%、女性の55.4%が回答した。「希望しない」という否定派は男性3.8%、女性14.9%だった。
仕事を続けられることが相手探しの条件という女性も
「希望する」と回答した人からは「経済的なことではなく、相手が世の中と関わりを持っていた方が良いと考えるので、基本的には希望します」(30代前半男性)、「リスクを考えると仕事は辞めずに続けたいので、現在の仕事を続けられることがお相手探しの条件」(20代後半女性)といったコメントが寄せられた。「希望しない」の理由は、「子供が生まれてからは外で働かずに家庭を守ってほしい」(30代前半男性)、「家事など家のことは自分が担当したいし、子供ができたら、子供に気を遣ってほしくない」(30代前半女性)といったものが見られた。
「事情による」という人からは、「共働きでも専業主婦でも相手の方の希望次第です」(30代後半男性)、「今後の生活基盤を二人で考えた末、必要ならば働きます」(30代前半女性)など、状況により柔軟に対応したいという意見が多く見られた。
同社の婚活プロデューサーは、「共働きを希望する理由は、経済力、次に社会とのつながり。男女ともに、子供ができるまでは共働きで貯蓄を蓄え、子供ができたら家事を中心にアルバイトやパートで仕事を続けていきたいと考える人が多いようだ」としている。