「おしり」という言葉を聞くと、多くの方は身体の一部である「お尻」のことを連想してしまうはず。一見ビジネスシーンには似つかわしくない言葉のようですが、ビジネス用語のひとつとして使われることもあります。そこで今回は「おしり」をどう使っているかを、マイナビニュース会員を対象にアンケートを実施し調査してみました。



Q.「おしり」という言葉を使っていますか?

よく使っている 2.4%
使っている 4.8%
あまり使っていない 25.2%
使っていない 67.6%

■使っている人の意見

よく使っている
・「期限を意識させるときに部下に対して言う」(35歳男性/団体・公益法人・官公庁/技術職)
・「経理の仕事なので合計の数字のことを"おしりの数字"ということが多い」(31歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「期間の終わりのことを"おしり"という」(34歳女性/医薬品・化粧品/技術職)
・「上司と日程の話をする時に"おしりは○○"という表現で説明する」(26歳男性/自動車関連/技術職)

使っている
・「仕事の最終期限のことを"おしり"と言って打ち合わせの時に使っている」(30歳男性/情報・IT/技術職)
・「期日を決めるとき」(26歳男性/金融・証券/営業職)
・「長いものとか上側、前側に対して、最後とか終わりの方を指す場合」(45歳男性/電力・ガス・石油/技術職) 「納期、締め切りのこと」(35歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)

■意味は?

「おしり」とは後方、最後、底、結果といった意味を持っており、それを表現する言葉としてビジネスシーンで使われています。「しり」を変換すると「尻」だけではなく「後」という漢字も表示されるので、ビジネス用語としては後者の漢字が使われていると考えるといいでしょう。特に日にちや時間、金額などに対して会話で使われるのが一般的です。

今回の調査結果で「おしり」を使っていると答えたのは7.2%でした。意味は比較的理解されやすいものの身体の一部を連想してしまうことで、あえて利用していないケースも多そうです。

調査時期: 2013年10月12日~2013年10月13日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性238名 女性262名
調査方法: インターネットログイン式アンケート