米Appleが発表したタブレット端末「iPad Air」が11月1日、国内でも発売された。LTEに対応した「Wi-Fi+Celluar」版は、KDDI(au)とソフトバンクモバイルの取り扱いとなっている。通信速度について比較するために、都内4カ所でスピードテストを実施した。2回目は新宿に移動。さらに人の多い屋内でテストするために、ビックロを選択した。
新宿ビックロで速度を計測! 早いのはどっち?
調査第2弾として選んだのは「ビックロ」。家電量販店とファストファッション店が融合した新業態の店舗で、週末の新宿の人の多さと合わさり、店内はかなりの入り。この悪条件の中で、両社の通信速度を比較してみた。さて、どちらが速いだろうか?
通信速度の計測には速度計測アプリ「RBB TODAY SPEED TEST」を利用。それぞれの端末で3回ずつ計測し、その平均値を実測値としている。実際に計測したところ、結果は、auは下り18.63Mbps / 上り8.26Mbps、ソフトバンクは下り31.32Mbps / 上り16.6Mbpsとなった。
KDDI(au) | 下り18.63Mbps / 上り8.26Mbps |
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ソフトバンク | 下り31.32Mbps / 上り16.6Mbps |
こちらは、ソフトバンクが下り30Mbps越えと好調で、下り18.63Mbpsのauに大きな差をつけた。1弾目の有楽町イトシアでの測定結果とあわせて見る限り、ソフトバンクの屋内基地局は安定した速度を維持できているようだ。念のため付け加えると、auが遅いわけではなく、それ以上にソフトバンクが速かった、と言った方がいいかもしれない。