先日米Appleが発表したタブレット端末「iPad Air」が11月1日、ついに発売となった。Wi-Fi版に加えて、LTE通信に対応した「Wi-Fi+cellular」版が用意されており、日本国内では、KDDI(au)とソフトバンクモバイルが取り扱う。同一の端末を扱う以上、気になるのはつながりやすさや速度などネットワークについてだ。そこで本稿では、都内4カ所で両社の通信速度をチェック。その結果を順次お伝えしていく。
有楽町イトシアで速度を計測! 早いのはどっち?
調査1発目は、東京都千代田区の総合ショッピング施設「有楽町イトシア」で計測してみた。ビジネスタイムは多くの人が行き交い、ビルが林立するこの場所で通信の強さを発揮するのはどちらのiPad Airだろうか。
通信速度の計測には速度計測アプリ「RBB TODAY SPEED TEST」を利用。それぞれの端末で3回ずつ計測し、その平均値を実測値としている。実際に計測したところ、auが下り20.3Mbps / 上り5.17Mbps、ソフトバンクは下り25.29Mbps / 上り11.38Mbpsとなった。
KDDI(au) | 下り20.3Mbps/上り5.17Mbps |
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ソフトバンク | 下り25.29Mbps/上り11.38Mbps |
屋内での測定であり、両社とも10MHz幅の容量を備えているようだが、上り下りともソフトバンクが勝っており、ソフトバンクが底力を発揮したようだ。特に上り速度は倍以上の速度差がついた。