いすゞ自動車は1日、東京ビッグサイトにて20日から開催される『第43回東京モーターショー2013』に、パラレル式ハイブリッド大型路線バス「エルガ ハイブリッド」や参考出品2台を含む7台の車両、参考出品3基を含む6基のエンジンなどを出品すると発表した。
今回のモーターショーでは、様々なクルマを作り出してきた同社を、商用車とディーゼルエンジンの今と昔を通して紹介。出品車両は、エルガ ハイブリッドのほか、天然ガスで走るトラック「エルフ CNG-MPI」、温度管理バン「フォワード Fカーゴクール」、大きな災害にも対応できる六輪駆動車「フォワード 6×6」、大型トラック「ギガ ダンプ」など。
エルガ ハイブリッドは、ディーゼルエンジン・オートクラッチ・モーター・AMT(自動変速式マニュアルトランスミッション)・リチウムイオンバッテリーで構成するパラレル式ハイブリッド路線バスで、省燃費走行とイージードライブを可能にしているとのこと。
そのほか、1924年に完成した1.5トン積みトラック「ウーズレー CP型」や、10月にタイでフルモデルチェンジしたパッセンジャーピックアップビークルの「mu-X」(海外生産・販売車両)を参考出品し、同社が過去に生産してきたディーゼルエンジンや、現在のディーゼルエンジンも展示。また、先進視覚サポートシステム「VAT」、電子式車両姿勢制御システム「IESC」、高度運行情報システム「みまもりくんオンラインサービス」といった最新技術の紹介も行われる。