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ヤフーは11月1日より、勤続10年以上の正社員を対象とした、最長3カ月間の長期休暇を取得できる休暇制度「サバティカル制度」の導入を開始した。

同制度は、Yahoo! JAPANで一定のキャリアを積んだ社員が、自らのキャリアや経験、働き方を見つめなおし、考える機会をつくることで、本人のさらなる成長に繋げてもらうことを目的としたもの。欧米などでは既に普及している。

取得可能期間は、最短2カ月、最長3カ月となる。一般的にはサバティカル期間中は無給というケースが多いが、今回「休暇支援金」として基準給与1カ月分取得者に支給されるという。

また、制度をより使いやすくするため、取得者個人の有給休暇と併せた利用も可能としている。有給休暇と一緒に取得することで、サバティカル休暇期間中には「休暇支援金」と併せ、一定額の給与が支払われることとなる。

同社では、社内転職制度「ジョブチェン」や、上長と部下による週1回のミーティング「1on1」など、社員の自立的なキャリア形成による成長を促進するべく、様々な人事施策を実施している。