JR東日本新潟支社はこのほど、磐越西線津川駅のホーム待合室を、「SLばんえつ物語」のキャラクター「オコジロウ」を模したデザインにリニューアルすると発表した。

「オコジロウの家」新潟方面から見たイメージ(画像左)と会津若松方面から見たイメージ(同右)

「オコジロウ」は、オコジョをモチーフとしたキャラクターで、2012年にデビュー。今年春には、「彼女」という設定の「オコミ」も加わった。津川駅の待合室は、新潟方面を「オコジロウ」の顔、会津若松方面をしっぽに見立てた外観となり、室内には切り株の形をしたベンチや暖炉風の装飾などを配置。名称も「オコジロウの家」とする。23日11時20分頃から除幕式を行い、供用を開始する。

今月24日には、「SLばんえつ物語」が同駅に停車(11時20~25分頃)した際、「オコジロウ」から「オコミ」へ指輪を手渡す「婚約式」が行われる予定。同日は両キャラクターの婚約を祝して、往復の「SLばんえつ物語」車内にて、乗客に「婚約記念カード」が配布されるという。会津若松駅では、婚約直後の「オコジロウ」「オコミ」がSL列車の出迎え・見送りを行う。なお、「オコジロウ」「オコミ」の挙式は2014年3月下旬、「鉄道博物館」(埼玉県さいたま市)にて執り行われるとのことだ。