ポルシェ ジャパンは、23日から一般公開される「第43回東京モーターショー2013」にて、ワールドプレミアとなる「パナメーラ ターボ S エグゼクティブ」を披露すると発表した。今月5日から、「パナメーラ ターボ S」および「パナメーラ ターボ S エグゼクティブ」の予約受注も開始される。
「パナメーラ ターボ S」は、従来の「パナメーラ ターボ」より50PSアップした570PSのエンジンを搭載。8速PDKとの組み合わせで、最高速度は時速310kmに達する。
専用ボディカラーのパラジウムメタリックで塗装されたエクステリアは、20インチアルミホイールや4ウェイリアスポイラーを装備し、パフォーマンスに見合った迫力を身につけた。燃費は10.2リットル/100kmと、「パナメーラ ターボ」と同じスペックを維持。先代モデルとの比較では11%以上も向上した。
大パワーを受け止めるためのシャシーも進化しており、ロール抑制システム「ポルシェ・ダイナミックシャシー・コントロールシステム(PDCC)」、電子制御LSDと連動する「ポルシェ・トルク・ベクトリングプラス(PTV Plus)」、アダプティブダンパーコントロールシステム「ポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム(PASM)」などを標準装備する。ブレーキはセラミックブレーキ「PCCB」だ。
「パナメーラ ターボ S エグゼグティブ」は、ターボSのホイールベースを150mm延長し、リアシートの居住性を大幅に向上させたモデル。その特性をさらに生かすため、プライバシーガラスを兼ねた遮熱・防音ガラスのウインドウ、専用設計のリアのインテリアライティングパッケージ、大型リアセンターコンソールなどを装備する。
価格は、「パナメーラ ターボ S」が2,660万円、「パナメーラ ターボ S エグゼグティブ」が2,898万円となっている。