熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!

※【爽快情報バラエティー スッキリ!!】→【スッキリ】、【情報プレゼンター とくダネ!】→【とくダネ】、【情報満載ライブショー モーニングバード!】→【バード】、【ノンストップ!】→【ノン】、【情報ライブミヤネ屋】→【ミヤネ】と略表記します

●「みのもんたの記者会見。テリーは擁護、勝谷は激怒」【スッキリ】

『朝ズバッ!』の降板発表を受けて会見を行ったみの。次男の逮捕についてなど、70分間に渡ってしゃべり続けた。終始、涙目だったが、冒頭の約16分間は噛みしめるように1人語りを続け、「子育てを間違え、不完全な形で世の中に送り出してしまった」「厳しく接しすぎた。僕は殴るタイプだし、『嫌なら出て行け』と。何でも話せる親ではなかった」「夢にまでみた報道番組。失うのは断腸の思いだが、自分に一番苦しい道を選んだ」「やめなければ収まらない風潮に感じた」と話した。

しかし、バラエティ番組の『秘密のケンミンSHOW』は継続出演するなど、「しゃべる世界を命がけで追求したい」と仕事への情熱を語るフレーズも。おそらくキャスター復帰もあきらめていないのだろう。最後は次男に向けて「バカヤロー!」と叫んだみのに、テリー伊藤は「重い決断だった」「『何でも話せる親』っているの?」「弱者の味方をしていた」と徹底擁護。一方、勝谷誠彦は「番組の冒頭から延々と取り上げる話ではない! 日本人の多くはどうでもいいし、みのさんは心の中で『本当は悪くない』と思っている」と激怒した。最後に加藤は「これから何がどこまであったら、辞めることになるんだろう?」と疑問を呈していた。3者3様の芸能界処世術がコメントに現れている。

●「日本屈指の作詞家と本田美奈子さんの超感動エピソード」【スッキリ】

『愛の賛歌』『君といつまでも』『恋のバカンス』『男の子女の子』などを手がけた稀代の作詞家・岩谷時子さんが死去。ユーミンが「歌を作っている私にとって作詞家の天神様」、加山雄三も「お会いしていなかったら今の僕はない」と話すなど、その存在感は際立っていた。

番組では、急性骨髄性白血病で亡くなった本田美奈子さんとの秘話を紹介。1992年のミュージカル『ミス・サイゴン』で出会った2人は意気投合し、岩谷さんは代表曲『アメイジング・グレイス』の訳詞を担当した。本田さんが亡くなる5カ月前、本田さんと同じ病院に岩谷さんが運び込まれたという。大腿骨骨折などの大ケガで、当時89歳の岩谷さんには寝たきりの不安もあった。本田さんは病院内を歩いて見舞いに行きたかったが、無菌室から出られない状態。そこで2人はボイスレコーダーを使って相手への想いを伝え合った。本田さんが「大丈夫ですか。とってもとっても心配しています」と録音すれば、岩谷さんは「私には子どもがいないけど、(本田さんが)子どもだったらどんなに照れずに泣いていただろうと思います」と返す。さらに本田さんは、岩谷さんが手がけた名曲を録音して送り、それは亡くなる2カ月前まで続いたという。岩谷さんは、本田さんに向けて「私たちは自分の不幸せは考えないで、人の幸せだけを考えて元気で生きていきましょうね」と語りかけた。

テリー伊藤は、「実は大学卒業したときに、岩谷さんに弟子入りをお願いしに行ったことがある」と意外なエピソードを披露。その目には光るものが浮かんでいた。

●「松田聖子のシングル。加藤とテリーのイチオシは?」【スッキリ】

ご存じ永遠のアイドル・聖子と、「最も日本の曲がうまい外国人」クリス・ハートのデュエットを記念してインタビューを実施。まずは、「12歳のころから聞いていた大ファン」というクリスが、聖子の名曲ベスト3を発表した。3位は『瞳はダイアモンド』、2位は『赤いスイートピー』、1位は『あなたに逢いたくて』。ちなみに加藤は『ロックン・ルージュ』、テリー伊藤は『風立ちぬ』がおすすめらしい。

一方の聖子は、3カ月に1枚シングルを発表していた80年代を振り返り、「考える余裕がなくて無我夢中だった」と懐かしそうに語る。次に、「寝る前にストレッチや、好きな音楽や映画を楽しむリラックスタイムがある」「お風呂のことを“創造の泉”と呼んでいるんですよ。いろんなアイディアが湧いてくる」とプライベートを明かした。

●「西山茉希が第一子を出産。早乙女太一も立ち会った」【ミヤネ】

夫・早乙女が見守る中で生まれた子は、3194グラムの元気な女の子。思えば、2人は破局を乗り越え、今年4月に妊娠を発表。当時のインタビューで「宮根さん~いつも迷惑をかけてごめんなさい。こんな私ですけど、私らしく生きていきますので、温かく見守ってください」と明るかった。その後、妊娠7カ月のころも、「毎回(早乙女と)一緒に健診に行ったりしているので、多分子育てとかも一緒に。でもあんまりそこで揉めないといいですけどね」と笑顔。

しかし、9月末に「切迫早産ぎみだと言われてしまいました」と明かし、出産までの仕事をキャンセル。一気にシリアスな状況となり、心配されていただけに喜びは大きいようだ。宮根誠司は、「茉希ちゃんはいいお母ちゃんになると思いますよ。一応連絡したんですけど……生まれたとき、私はガンガン飲んでました」とふざけた。

●「桃井かおり、すでに結婚。プロポーズは毎日」【ミヤネ】

三角関係や略奪愛などの恋愛遍歴から、「悪魔のような女」とバッシングを受けたこともあった桃井。62歳にして初めての結婚とは、どんなものなのか?

桃井が「彼はアメリカとイギリスで会社の社長をしているんだけど、誰にでも気さくで威張らず、男の見栄とかカマシが全くない。初めて触れるタイプの男だった」と語る夫は、同い年の敏腕音楽プロデューサー。出会いは53年前で、9歳の二人はロンドン留学中に知り合い、5~6年前にロスで再会したという。

交際に至った理由を聞かれると「なんだろう……それはもう自然に。だって彼は本当に心がきれいな人なんだもの」「毎日プロポーズして、結婚式の写真ばかり撮っているの。どの国でも教会で結婚式して、もう趣味=結婚式」「彼は『運命』って。ずっと一緒にいることは確実にわかるんだって。恋愛も年月を重ねておいしくなっていくの」「彼はどんなにテレビ熱中してても、『好き?』って聞いたら、すぐに振り向いて『大好き!』って真顔で言うから」と名言を連発。実はまだ婚姻届けを提出せず、アメリカで共同生活を送っているらしい。「やっと普通の生活を手に入れた。やってみたら素晴らしいじゃないのよ“普通”って」と語る桃井。近いうちに目撃情報や写真が出てきそうだ。

●「樫木裕実が生徒を残して逃走? スタジオ閉鎖へ」【ノンストップ】

メディア出演を重ね、タレント並みの知名度を誇るボディメイクトレーナーの樫木。カーヴィーダンスの著書はベストセラーとなり、昨年12月には自らがプロデュースしたスタジオをオープンさせるなど絶好調だった。神田うの、優木まおみ、スザンヌなど芸能界にも信者は多いのだが、スタジオが突然閉鎖されるという。その理由を関係者は、「期待したような集客ができなかった。樫木さんに教えてもらえると思って入会しても、本人はほぼ有名人しか教えないから客は離れていきますよ」と語る。さらに問題となっているのは、樫木についてきた50人ものスタッフたち。樫木が「スタッフを引き取って欲しい」という社長の願いを聞き入れず、一人で去ろうとしているため、解雇通告されていると報道された。

最もひどいのは、スタジオ会員たちにその事実すら知らせていなかったことだが、樫木はブログで即否定。「私は大切な会員様を残して逃げも隠れもしません。温かいスタッフと共に、最後まで責任をもって対応させていただきます」とコメントした。会員1200人に加えて、300人もの入会待ちがいるらしいが、今回の騒動をどう感じているのか。

樫木の親友で番組レギュラーの神田うのは、「報道は180度違う。樫木先生は裏切ったりする人ではなく、落ち込んでいてかわいそう。オーナーがこういう経営をしたことがない人だから、掃除の人とかキッチンがガラガラなのにウェイトレスを雇ったりする。樫木先生の方が経営者のようにしっかり考えているし、オーナーがヘソを曲げちゃったんじゃないか」と熱弁。

さらに、「樫木先生についてきたのは数人だけで、残りの数十人はオーナーが自ら雇った」「本の売上が460万部で印税4億円と言われているが、前のスタジオは給料制だったので、印税は一切先生に入っていない。だから『何でオーナーをやらないのか』という声は違う」と突っ込んだ話をしていた。

●「池谷幸雄と一夜限りの女性が出産。鑑定結果に驚愕!」【ノンストップ】

セクシーアイドルとの結婚と不倫離婚。女性実業家との逆玉再婚と離婚など、女性関係でマスコミをさわがせてきた池谷。今度は一夜限りの関係から妊娠させ、認知と養育費を求められているという。その相手は、『男を虜にする極秘テクニック』を書いた官能小説家・西麻布よしこ。出会いは昨年6月の飲み会で、3月に出産した。

当初、西麻布は子どもの認知のみを求めていたが、池谷がテレビ番組で「年商1億円」と発言しているのを見て、「それが本当なら月1万円くらい何とかなるのでは」と話しているという。そこで池谷はDNA鑑定を依頼したが、その結果は「99.9999999……%、池谷の子」という判定だった。これを見た神田うのは不機嫌そうな顔で「いろんな母親がいるんですね。そういう妊娠の仕方ってある?」と吐き捨てた。番組はあわてて次のコーナーへ移ったが、こんなコメンテーターってありなのか。

●「加藤浩次、12年ぶりコントライブ。テリー『相方は?』」【スッキリ】

番組MCの加藤浩次が極楽とんぼ時代以来となるコントライブを発表。来年2月に、おぎやはぎ・矢作兼、ロバート・秋山竜次、平成ノブシコブシ・吉村崇、マンボウやしろ、さらに、俳優の六角精児など、加藤が「一緒にやりたいメンバー」を集めるという。

内容について聞かれた加藤は、「一生懸命考えています。コントです!」と力強く宣言。すかさずテリー伊藤が「相方(山本圭一)は出ないの?」と意地悪な突っ込みを入れると、加藤は冷静に「出ないです」と即答。テリーは「あっ、そう」と引き下がったが、2006年の山本契約解雇時に、番組冒頭での号泣した姿を思い出してしまった。


樫木裕実のスタジオ閉鎖問題を31日に『ノンストップ』でコメントしまくっていた神田うのが、翌日すぐさま撤回した。「460万部売れた印税は、給料性だったから一切受け取っていない」と発言していたのだが、自らのブログに「間違い発言ごめんなさい」のタイトルで謝罪。番組放送後に樫木と話して、事実とは違うことが分かったという。さらに当時、樫木が勤めていたスタジオのオーナー・ヒロミ&松本伊代夫妻に対しても「凄く傷つけてしまい、申し訳なく深く反省しています」と書き込んだ。

それ以外でも、ビッグダディに「私こんな親は嫌!」、リストラの話題では「人間、大きな力と戦う時ってあるの! それをやらなきゃダメ」、みのもんたの次男には「酔っぱらって自分のカードだと思っちゃったのよ」などと問題発言を連発している。

叩くときはテレビの生放送で言いたい放題。謝るときはブログでこっそりと。神田うのは、嫌われキャラを演じているのか、スタッフはそれを分かって使っているのか。

きむら・たかし

コラムニスト、芸能・テレビ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。