ビースタイルが運営する「しゅふ活研究室」は、働く意欲のある主婦層を中心に、働く主婦の未来像についてアンケート調査を実施し結果を発表した。調査は9月6日~9月30日、ビースタイル登録者、求人媒体「しゅふJOB」登録者の427名(既婚女性379名、未婚女性17名、既婚経験あり独身女性22名、男性9名)を対象に行われた。
64.9%が「主婦は働きやすくなった」
「10年前のイメージと比べて、主婦は働きやすくなったと思いますか?」という質問をしたところ、「働きやすくなった」「やや働きやすくなった」の合計は64.9%となった。
これからの10年で「夫婦対等に共働き」が増えるという回答が77.8%
これからの10年で増えそうなワークスタイルについては、「夫婦対等に共働き」が増えるという回答が77.8%にのぼった。「妻が中心」は17.3%だった。
妻が中心となって働くケースが増える理由は?
先の質問で「妻が中心となって働き、夫は補助的に働く」または「妻が働き、夫は専業主夫」 を選んだ人に当てはまる理由を聞いたところ、「家事・育児シェアする家庭が増えそう」が1位、「男性に頼りがいがない」が2位という結果になった。
働く主婦にとって未来は「どちらかというと明るい」
これからの10年、働く主婦にとって未来は明るいと思うかという質問では「明るい」「どちらかというと明るい」の合計は42.9%で、半数未満だった。
さらに働く主婦の未来像について期待することを聞いたところ、「育児と両立できる環境と制度を整えてほしい。夫も育児参加できる環境」(東京都 37歳)、「"働く主婦"という言葉がなくなるぐらい働くのが当たり前で専業主婦は特権になっていくと思う」(東京都 46歳)、「主婦の家庭での仕事も評価してほしい」(東京都 50歳)など多様な意見が寄せられた。
調査では「主婦が無理をしなくても存分に能力を発揮できる社会の実現には、多角的な議論が必要だろう」とまとめている。