チャリティ猫カレンダーは、三毛猫のほか、「白猫」「黒猫」「待ち猫」も販売

おおさかねこネットは、飼い主がいない猫の不妊去勢手術費用の助成金支給を目的とする基金「おおさかねこネット基金」を新たに創設した。またチャリティ猫カレンダーも販売している。

不妊去勢手術費用を助成する「おおさかねこネット基金」

同団体は、飼い主がいない猫の不妊去勢手術や、飼い主探しのサポートを行っているNPO法人。今年8月にNPO法人の認証を受けたのに合わせ、「おおさかねこネット基金」を立ち上げた。

この基金は、飼い主がいない猫の保護活動(TNR※・地域猫活動等)をしているボランティアを対象に、その保護費用の一助として不妊去勢手術費用を助成するもの。現在、各地の行政地区単位での公的な不妊去勢手術費の助成金制度はあるが、予算には上限があることから、その助成制度を補うものとして位置づけている。

現在、同基金への寄付を受け付けている。自らは保護活動はできなくても、この基金に寄付することによって猫ボランティアの支援が可能となる。寄付の受け付けについては、おおさかねこネットで案内している。

猫カレンダープロジェクトも

また、同基金の原資には「猫カレンダー・プロジェクト」のカレンダー売上の一部(価格の10%以上)が協賛金として充当されるため、猫カレンダー購入による寄付も可能とのこと。猫カレンダー・プロジェクトでは「白猫」「黒猫」「三毛猫」(各700円)、「待ち猫」(1,050円)の4種のカレンダーを販売している。

※TNR…Trap(捕獲器で猫を捕獲する)-Neuter(不妊去勢手術)-Return(下の生活場所に戻す)の略。